JSNR2017 President's Welcome Message (Japanese)

ご挨拶

 この度、第70回日本自律神経学会(JSNR2017)を平成29年8月31日と9月1日の2日間にわたり、愛知県名古屋市のウインクあいちで開催いたします。第70回という節目の折に、International Society for Autonomic Neuroscience(ISAN2017;8月30日から9月2日開催)と併催させて頂けることになり、誠に光栄に存じます。

 今回の第70回日本自律神経学会総会においては、ISANと日本自律神経学会にご参加くださるすべての皆様に満足して頂けることを願い、日本自律神経学会総会シンポジウムの発表言語は英語と日本語の2本立てといたしました。日本自律神経学会企画の9個のシンポジウムのうち、5個は英語、4個は日本語での講演になります。さらに英語と日本語のシンポジウムのどちらも基礎と臨床の企画がほぼ半数ずつになるようにいたしました。

 また、今回の総会では、ロンドン大学名誉教授のGiorgio Gabella先生、岐阜医療科学大学学長の間野忠明先生、熊本大学神経内科学教授の安東由喜雄先生、日本自律神経学会理事長の黒岩義之先生に特別講演をお願いたしました。Giorgio Gabella先生には、平滑筋とその神経支配について、間野忠明先生には日本の自律神経研究の歴史について、安東由喜雄先生には家族性アミロイドーシスと自律神経障害について、黒岩義之先生には、脳室周囲器官調節障害症候群についてのご講演を賜ります。

 今回ご招待させて頂いたGabella先生には、私の恩師の故佐藤昭夫先生が「自律神経」誌編集委員長であられた時から実に30年以上にわたって、「自律神経」原著抄録の英文校正にご尽力頂き、日本の自律神経学の発展に多大なる貢献をして頂きました。さらに、日本自律神経学会誌に掲載された原著論文の英文抄録は毎年、国際誌Autonomic Neuroscience: Basic and Clinicalに掲載して頂いておりますが、この掲載の際にもGabella先生がロンドンのElsevier社への連絡の労を担ってくださっておられます。この場を借りて、改めてGabella先生に感謝の意を表したいと思います。

 今回、世界各国から自律神経研究者が名古屋に集まります。ぜひ、ISAN2017にもご参加頂き、最新の自律神経研究情報を得る機会にして頂けますと幸いです。名古屋で皆様とお目にかかれるのを楽しみにいたしております。

 末筆になりましたが、本総会の開催にあたりまして、日本自律神経学会理事長の黒岩義之先生をはじめ、本総会副会長の米田政志先生、ISAN2017&JSNR2017のLocal Organizing Committeeの皆様に多大なるご尽力を賜りました。また多くの企業・団体からご援助を賜りました。ここに心からの謝意を表します。

平成29年7月27日

第70回日本自律神経学会総会
会長 黒澤美枝子
国際医療福祉大学基礎医学研究センター